不倫による男女関係のもつれの公私混同について

数年前、不倫によって会社を巻き込んだ一大騒動が起こりました。

A課長は仕事ができて格好良く、みんなのムードメーカー的存在でした。その営業補佐についた派遣社員のBさんが、彼に恋をするようになったのも自然の摂理です。二人はそのまま肉体関係を持つようになったのですが、A課長は妻子のある身です。二人の関係は、社内の暗黙の秘密になったのでした。

A課長はもともと仕事が多忙で、自宅にあまり帰らずにカプセルホテルなどに泊まることも多かったようです。しかしBさんと関係を持つうちに、ますます自宅に戻らず、Bさんの家に行くようにもなりました。

あるとき、家に帰ってこない夫に痺れを切らしたA課長の奥様が、会社に乗り込んできたことがありました。奥様はBさんとの不倫に気が付いていたようで、Bさんと直接話し合いたいと言ってきました。その時間は就業時間中で、そのようなプライベートの問題に当てる暇は無く、他の社員も出て行って奥様をなだめました。

この騒動は会社中の噂になり、A課長は後日社長に直接呼び出されて、周囲を惑わせることは控えるように、とお灸を据えられました。

不倫をするのは勝手だと思いますが、仕事に支障が出るほどの事件が勃発するのを目の当たりにして、忘れられない経験です。